SPEED PRINTトップ > 横断幕印刷 > 横断幕制作で失敗しないポイントを紹介!

横断幕制作における失敗談をご紹介!

失敗しないために押さえておきたいポイントをお伝えします



スポーツの応援などの際によく使われる横断幕。制作前には完成をイメージして期待に胸が膨らむものですが、実際の仕上がりを見ると思っていたものと違ったりして失敗してしまったという声がいくつも挙がっています。
そのため今回は横断幕を作る流れと失敗しないために気を付けたいポイントを併せてご紹介していきます。


横断幕を作る流れ


チームの応援や試合のために横断幕を作るにはどのように進めていけばよいのでしょうか?
横断幕の制作は自分たちで手作りする場合と、業者に依頼する場合の2パターンがありますが、その流れを、それぞれお伝えしていきます。

手作りの場合

1.自作横断幕において最も重要な「布」を選ぶ形状等を決める
代表的な布の種類は次のものになります。
・綿ブロード・・・薄手の綿生地。適度な光沢があります。
・オックスフォード・・・厚手の綿生地。厚手の為、破れにくく丈夫で光沢があります。
・トロマット・・・ポリエステル。一般的な横断幕として使用されることが多いです。
・ターポリン・・・化学繊維とビニール素材。強度が強く、屋外で長期間掲示することができます。
まずは、サイズ、枚数、布の素材などを決めます。
手書きでの作成におすすめとされているのが、「綿ブロード」と「オックスフォード」です。
綿ブロードは薄手で書き心地の良さが魅力ですが、耐久性に劣ります。 オックスフォードは、綿ブロードに比べて厚みがあるため、破れにくいのが特徴であり、屋外で使用することがある場合におすすめです。
綿ブロードやオックスフォードは手芸店などでも購入でき、比較的安価な値段で入手可能です。一方、トロマットやターポリンは専門業者しか取り扱っていないことも多く、コストもかさんでしまう傾向にあります。
 どの布にするかは、用途や予算によって異なります。横断幕を毎回持ち運ぶ場合は、薄手で軽量であったり、折りたたんでもインク剝がれの恐れが少ない綿ブロードやトロマットなど、綿やポリエステル素材がおすすめです。逆に持ち運ぶ機会がなく、壁などに掛けっぱなしにする場合は、厚手で重厚感のあるオックスフォードやターポリンが適しています。


2.デザインを考えるの作成
まずは「スローガン」、「応援するチームや人の名称」、「イラストやメインカラー」を決めます。
作成方法は、業者に依頼する際と同様に手書き、もしくはパソコンソフトなどを使って進めていきます。ソフトは何でもいいですが、illustratorやPhotoshopなどを使用して、より完成度の高いデザインを作成できると尚、いいでしょう。 横断幕は非常にサイズが大きいため、字やイラストのサイズ感、また配置などが重要になります。


3.下書きをする
デザインをもとに、下書きを作成します。下書きをするにあたって、型紙を用意すると失敗しづらくなります。A4~A3サイズでデザインを複数枚に分割して印刷し、実寸大に繋げて型紙を完成させます。型紙をなぞって下書きをすることで、美しい仕上がりにすることができます。
小さいサイズで下書きをするのではなく、横断幕と同じサイズで作成することで、手写ししやすくなります。


4.破れやほつれを防ぐ、生布地の準備
横断幕は布地の四方を5mmをミシンで縫い上げ、布地の補強を行うのが一般的です。おこないます。そうすることで布が簡単に破れたり、ほつれたりするのを防止することができます。
ミシンのほか、裾上げテープを使用して裾上げテープを使用する方法があります。


5.色を塗る前に、マスキングで縁取り
色塗りをする場合には、必要以外のところに付着しないようにあらかじめマスキングテープを貼ります。てをおこないます。テープをきちんと貼ることで、実際に塗料を塗るときに多少はみ出してしまっても失敗せずに済みますので、マスキングは怠らないようにしましょう。


6.色塗り
塗料はアクリルガッシュや水性ペンキ、スプレーなどで色付けするのがおすすめです。していきます。
塗料が乾いた後に二度塗りをすることで、より綺麗に色づきます。


7.自作横断幕を完成させる、ハトメ・紐づけ
布の四方にハトメを取り付け紐を通して完成です。
ハトメは、片面もしくは両面からハトメパンチやハンマーで打ち付けて布に取り付けます。
ただし、布が薄い場合には、ハトメを付けると、破れてしまう可能性があるため、穴の周りを三角形に切ったレザーやフェルトなどで補強するという方法があります。 選んだ布に応じて選んだ布に応じて選択しましょう。

業者に依頼する場合

1.業者を探す
実績や口コミを調べて、適切な業者を探します。特に初めて横断幕を作る場合などには、なかなか価格の相場が分からないという場合もあると思います。
複数業者に依頼することで、大体の価格帯や業者の対応などを知ることができます。
安心して依頼できる業者選びをしましょう。
見積もりを依頼するにあたって、横断幕の素材、サイズ、枚数、ハトメの有無、デザイン作成の有無などが必要になってきますので、事前に調べておきましょう。


2.デザインを決める
既にある程度イメージがついている場合には、手書きや、パソコンソフトで作成したものを送付します。
自分で書くのが苦手であったり、まだざっくりとしたイメージしか持てていない場合には、メールで文章で概要を送り、デザインを作成してもらうという方法もあります。
その場合はデザイン決定までには何度もやり取りをすることが多いですが、字体や配色、イラストのサイズ感や配置など細部の要望を伝えて、希望するデザインに近づけていきます。


3.制作・出荷
プリント、生地転写、縫製加工をおこない完成したものが、発送されます。
納期に関しては、業者や時期によって変動があるためあらかじめ確認しておきましょう。6月~10月は全国的にお祭りやイベントなどが重なり、繁忙期となっています。
利用するまでの期間に余裕をもって制作することをおすすめします。



作った後に気づいた!横断幕の失敗談


続いては、横断幕を実際に作成したものの失敗だった例についてご紹介していきます。 どの様な点が失敗だったのか、また改善策はあったのかについて理解することで、ぜひ制作時の参考にしてください。

誤字脱字があった

これは、もっともやってはいけない失敗と言っても過言ではないでしょう。 一般的な言葉であれば、業者とのやり取りの際に業者側が気が付くこともあるかもしれませんが、学校名や個人名など業者側が理解していない言葉の場合には、特に注意が必要です。また業者に依頼した文言が間違っていたなど初歩的なミスもあります。

制作費が想像以上に膨らんだ

多くの業者が、制作費の最低価格を表示し謳っていますが、いざ蓋を開けてみるとデザインの修正のたびに料金が発生したり、送料が他社よりも高かったといったことにより、想定よりも高額になってしまったということがあります。

デザイン修正が複数回重なり、そのたびに追加料金がかかった

業者によっては、デザインの変更のたびに追加料金がかかったり、変更回数が決められているところもあります。
実際にデザインを作成してみないと、修正がどれくらい必要になってくるかはわからないものですし、業者とのやり取りには案外回数を要するものです。修正回数が多いと追加料金がかかり、予算を超過してしまうことがあります。

サイズ感を間違った

〇〇センチ×〇〇センチと言われても、なかなかサイズ感はつかめないものです。
実際に使用する場所に掲げてみると、思ったよりも大きくて引きずってしまう形になったり、逆に小さくてつんつるてんになってしまったりということがあります。

生地がイメージと違った

生地を実際の目で確かめずにオーダーすると、思っていたものと違ったということはよくあります。また低コストだけを重視して業者を選んでしまうと、生地がかなり薄くて安っぽいものであったという失敗談もあります。
横断幕は長期間にわたって使い続けるものとなることが多く、またチームの想いや願いがこもったものであるため、出来るだけイメージに近いものを作成したいものです。

手書きのデザインで作成したら安っぽくなってしまった

手書きのデザインは味がありオリジナリティに富んでいるというメリットがあります。
しかしながらいざ大きな横断幕にあてはめると、思っていた出来上がりと違ったり、手作り感が強すぎて安っぽくなってしまったという残念な結果になってしまうことがあります。
文字やイラストの配置やサイズ感を実寸大の横断幕に当てはめてデザインしていかないと、思ったものと違うものが出来上がってしまう可能性があります。


失敗しないようにするにはどうしたらいい?


失敗談についてご紹介してきましたが、では失敗を避けるためにはどうしたらよいのでしょうか?チェックしたポイントごとにご紹介していきます。

誤字脱字などの初歩的なミスを防ぐには

字体や配色などの確認もそうですが、特に誤字脱字の有無の確認は必ず複数人でチェックしましょう。横断幕は大きなサイズ感ということもあり、つい全体像ばかり見てしまいがちですが、文字や言葉の間違いがないかどうかは非常に重要なチェック項目になります。そのため各制作過程でチェックする項目と、ダブルチェックをする人などの体制をあらかじめ整えておくことが重要です。

制作費が想像以上に膨らんでしまうことがないために

横断幕の制作をおこなっている業者は非常に多くあり、業者によってデザイン料が有料であったり、その他有料オプションが設定されていたりと、価格設定や仕上がりが異なってきます。
自分たちがつくりたいサイズやデザインではどのくらいの価格になるのかは、ホームページなどに掲載されている最低価格だけを比較してもわかるものではありません。
まずは、無料見積もりを依頼することで、実際の費用感を知ることができます。また手間はかかりますが、複数の業者に相見積を取ることで適正な価格を知ることができるでしょう。

デザイン修正が複数回重なり、追加料金が発生しないために

デザイン修正のやり取りは、複数回出てくることが多いものです。
特に細部までこだわるとなるとその回数はおのずと増えてくるでしょう。
そのため、1回1回の修正が有料であったり、修正回数に限度が設けられている場合には注意が必要です。
基本価格が安かったとしても、最終的に金額が膨らんでしまうため必ずデザイン修正にかかる費用はあらかじめ把握しておきましょう。
一方、修正は何度でも無料としているところもあります。金額を気にせずに安心して依頼したいという方であれば、何度でも無料で修正をおこなってくれる業者がおすすめです。

サイズ感を間違わないためには

横断幕はかなりサイズが大きなものになるため、イメージしたサイズ感と実際に出来上がったときが異なるということもあり得ます。
大きすぎると使い勝手が悪いですし、小さいと貧相になってしまいます。
サイズ感は横断幕を制作するうえで非常に重要なポイントになります。
あらかじめ、制作するサイズの実寸大を紙や布などで作ってみるのがおすすめです。手間はかかりますが、実際のサイズを把握してイメージするためにもぜひ取り組んでおきたい工程です。

生地がイメージと違ったということのないために

生地を実際に見ずに決めてしまうと、イメージと違ったということがよくあります。生地は必ず目で見て、手で触って確認することが大切です。
またできれば実寸大に広げて確認することができれば尚いいです。生地選びは横断幕作りの最も大切な要素の一つですので、しっかり確認して、用途やイメージにぴったりのものを選びましょう。

手書きのデザインで作成したら安っぽくなってしまった

デザインは簡単そうに思えても、配置が少し変わるだけでイメージがガラッと変わることがあります。
そのためパソコンでデザインを作成し、原寸大の大きさに印字するとイメージしたものと違ってしまったということはよくあります。
そこで上記でも解説したとおり、実際のサイズを確認することが大切です。A4サイズで複数枚に分けて印刷し、実際のサイズと同じになるように繋げていきます。そうすることで、実際の仕上がりに近い形でイメージすることができ、事前に修正する必要のある箇所が分かるでしょう。


まとめ


横断幕を制作したものの、ありがちな失敗点や、失敗しないために気を付けるべき点についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
チームの想いを込めて、また応援の際に選手のモチベーションを上げる重要な役割を担う横断幕だからこそ、自分たちの満足のいくものを作りたいですよね。 また、横断幕は長きにわたって大切に使い続けるものであるため、なおのこと納得のいく出来で完成させたいものです。
ぜひ今回お伝えしたことを参考にして、業者選びや制作に関するポイントを押さえて、素敵な横断幕を作ってください。

横断幕/垂れ幕 商品一覧

 

ターポリン:防炎

厚さ:420μ0.42mm|坪量:510g/㎡

900 x 2,000mm:1枚6,930円(税込)〜

屋外には最も強く、耐久性バツグンのテント生 地です。屋外の使用が多く、イベント、宣伝、お祝いなどて使用されます。多くの横断幕はターポリンを使用しています。

 

軽量ターポリン:防炎

厚さ:250μ0.25mm|坪量:300g/㎡

900 x 2,000mm:1枚6,930円(税込)〜

通常のターポリンより20%位軽いターポリン。厚みが薄くなる分軽量で柔らかいです。強風を受ける場所は適しません。イベントや建設現場、屋外の雨風対策のポスターに最適です。

 

メッシュターポリン:防炎

厚さ:370μ0.37mm|坪量:270g/㎡

900 x 2,000mm:1枚7,777円(税込)〜

風除けのための無数の穴(空気ぬけ)がたくさん開いておりメッシュ状の基材です。軽量で風の影響を受ける場所での設置に適しています。

 

トロマット

厚さ:350μ0.35mm

900 x 2,000mm:1枚7,227円(税込)〜

ポリエステル製の厚手の生地です。色が鮮明で、写真やデザインのきめ細かな表現も再現できます。

 

FFシート:防炎

厚さ:610μ0.61mm|坪量:720g/㎡

900 x 2,000mm:1枚9,372円(税込)〜

内照式看板に最適です。アクリル電飾看板と同等に利用できます。
 

 

高発色クロス

厚さ:190μ0.19mm

900 x 2,000mm:1枚7,051円(税込)〜

ポリエステル製の中厚手の生地です。軽量なので扱いやすく持ち運びに便利です。強風を受ける場所などには適しません。

 

エコノミークロス

厚さ:240μ0.24mm

900 x 2,000mm:1枚7,051円(税込)〜

ポリエステル製の厚手の生地です。色が鮮明で、写真やデザインのきめ細かな表現も再現できます。



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