横断幕の設置や張り方にルールがある!?
横断幕を設置する際のポイントや気を付けたい点を紹介!
自治体の条例とは?
「横断幕」と聞いて何を思い浮かべますか?
横断幕といえば様々なスポーツにおける応援グッズの定番となっていますが、その他にもイベントの宣伝や学校の行事、プライベートな催しに至るまで、実に幅広く利用されています。
また最近ではお店の看板として、横断幕や垂れ幕を設置するところも増えてきました。
そこで、この記事では店舗などにおいて横断幕を設置する際のポイントや気を付けたい点をご紹介します。自分の敷地だからといって、何をどのように掲げてもいいというわけではありません。思わぬ条例の落とし穴にはまらないように、横断幕の設置や張り方のルールをしっかり把握しておきましょう。
また最近ではお店の看板として、横断幕や垂れ幕を設置するところも増えてきました。
そこで、この記事では店舗などにおいて横断幕を設置する際のポイントや気を付けたい点をご紹介します。自分の敷地だからといって、何をどのように掲げてもいいというわけではありません。思わぬ条例の落とし穴にはまらないように、横断幕の設置や張り方のルールをしっかり把握しておきましょう。
横断幕の適切な設置方法とは
安全面に配慮して設置する
横断幕は鉄骨などで作られた看板に比べると比較的軽量ではありますが、設置する場合には安全面に十分注意して設置する必要があります。特に建物の上から覆うような横断幕の場合、布とは言えども生地の面積も大きい為、落ちて人に当たってしまうと事故につながりかねません。強風で破損したり、外れてしまったりすることがないように、設置には細心の注意が必要です。
宣伝効果が高い場所に設置する
精錬されたデザインやインパクトのある横断幕で人目を引くことができれば、その宣伝効果は抜群です。しかし人通りの少ないところや、人の視界に入りづらいところに設置してしまっては、せっかく素敵な横断幕を作っても、その効果が半減してしまいます。設置する場所はしっかり人の目に留まるところを見つけて設置しましょう。
横断幕の設置方法の種類
横断幕の設置方法は横断幕の加工方法によって異なり、次の二種類に分かれます。
1.ハトメ加工を施したもの・・・横断幕の隅にロープを通すための穴を開ける加工
2.棒袋縫い加工を施したもの・・・横断幕の横方向に棒を通すための袋を開ける加工
ハトメとはその名の通り、開けた穴が「鳩の目」に見えることに由来するという説もあります。ハトメ加工の中でも、設置場所によって取付方法は異なりますので、以下に詳しく見ていきます。
柱や金網、フェンスなど紐をくくりつけられる場所であれば、どこでも設置することができます。取り付ける場所は、紐を引っ張っても動かないしっかりした土台のあるところを選びます。
ガラス面やタイルなどに横断幕を設置する場合は、吸盤で取り付けるといいでしょう。た だし紐で設置した場合に比べて、耐荷重は低くなるので、取り付ける前には横断幕の重量と吸盤の耐荷重を確認しましょう。
壁面がコンクリートや石膏など強度が高い場所に設置する場合は、ビスや専用の工具も必要になりますので、用意しましょう。
コードは伸縮性のあるものにすると設置がより簡単に行うことができます。コードの伸縮性によって強風などの衝撃も吸収することができ、屋外での設置に向いています。
お店の看板として設置する場合は、この方法がおすすめです。上下をピンと張り、横断幕に書かれているデザインや文字がしっかりと見えるように設置します。
暖簾のようにして使用することもでき、屋内外を問わず設置することができます。
1.ハトメ加工を施したもの・・・横断幕の隅にロープを通すための穴を開ける加工
2.棒袋縫い加工を施したもの・・・横断幕の横方向に棒を通すための袋を開ける加工
ハトメ加工とは
ハトメ加工とは、横断幕に紐を通すために穴を開け、その穴に金具を取り付けて補強する加工です。ハトメとはその名の通り、開けた穴が「鳩の目」に見えることに由来するという説もあります。ハトメ加工の中でも、設置場所によって取付方法は異なりますので、以下に詳しく見ていきます。
ハトメ加工の設置方法1)紐で取り付ける
最も一般的なのは、ハトメに紐を通して取り付ける方法です。柱や金網、フェンスなど紐をくくりつけられる場所であれば、どこでも設置することができます。取り付ける場所は、紐を引っ張っても動かないしっかりした土台のあるところを選びます。
ハトメ加工の設置方法2)ハトメに吸盤を通して取り付ける
ハトメに裏から吸盤を通し、表面でキャップを締めます。ガラス面やタイルなどに横断幕を設置する場合は、吸盤で取り付けるといいでしょう。た だし紐で設置した場合に比べて、耐荷重は低くなるので、取り付ける前には横断幕の重量と吸盤の耐荷重を確認しましょう。
ハトメ加工の設置方法3)金具を設置して取り付ける
紐をくくる場所がない場合は、アイプレートなどの金具を壁面に設置して取り付けます。壁面や支柱に金具を固定し、その金具に紐やフックを通して設置する方法です。壁面がコンクリートや石膏など強度が高い場所に設置する場合は、ビスや専用の工具も必要になりますので、用意しましょう。
ハトメ加工の設置方法4)フックで取り付ける
ハトメ部分にフックの付いたコードを引っかけて設置する方法です。コードは伸縮性のあるものにすると設置がより簡単に行うことができます。コードの伸縮性によって強風などの衝撃も吸収することができ、屋外での設置に向いています。
棒袋縫い加工とは
棒袋縫い加工とは、横断幕の横方向に棒を通すための袋を開け、棒を通して横断幕を設置するための加工です。棒を通すための袋は、上部分のみが加工されている場合もありますし、上下に加工されている場合もあります。棒袋縫い加工の設置方法1)上下に棒を通して取り付ける
上下にポールなどの棒を通して、横断幕を設置します。お店の看板として設置する場合は、この方法がおすすめです。上下をピンと張り、横断幕に書かれているデザインや文字がしっかりと見えるように設置します。
棒袋縫い加工の設置方法2)上部にのみ棒を通す
上部に棒を通して、下部はそのまま横断幕がぶら下がるような形で設置します。暖簾のようにして使用することもでき、屋内外を問わず設置することができます。
横断幕が条例違反になることも?設置する際の注意事項
ここまで横断幕の物理的な設置方法をご紹介してきました。
横断幕を屋内に設置する場合、とりわけ法律上の規制はありませんが、屋外に設置する場合はそうではありません。屋外に横断幕を設置する場合、自ら所有する土地であっても、自治体の条例に従う必要があります。条例違反にならないためにも、注意点をしっかり確認していきましょう。
1.許可が必要
横断幕を掲示する場合は、あらかじめ都市計画局に許可を得る必要があります。許可申請方法や手続きについては、都市計画局のウェブサイト等で確認できます。
2.掲示可能な場所には制限がある
横断幕の掲示ができる場所については、規制されています。例えば、高速道路や国道の立ち入り禁止区域や、建物の窓やベランダから道路に向かって掲示することができません。また、公共の施設や公園など、特定の場所には横断幕の掲示が制限されている場合もあります。
3.掲示期間には制限がある
掲示期間についても、都によって規制されています。一般的には、短期間の掲示に限られ、特に都心部では更に厳しい規制が設けられていることが多いです。
4.罰則が設けられている場合がある
条例違反に対しては、罰則が設けられています。違反した場合は、最高で50万円以下の罰金が科せられることがあります。
このように、東京都においても、横断幕に関しては厳しい規制が設けられています。横断幕を掲示する場合は、都の条例を遵守し、許可を得てから掲示するようにしましょう。
条例違反の例 1)道路交通法に違反する内容の横断幕
道路交通法で禁止されている内容や、交通安全を脅かすようなメッセージを掲示する横断幕は、違反とされます。
条例違反の例 2)不適切な場所への掲示
横断幕は、許可を得た場所にしか掲示することができません。例えば、私有地や公共物に勝手に掲示することは違法です。
条例違反の例 3)政治的な宣伝
選挙期間中には、政治的な宣伝が禁止されています。そのため、政治的なメッセージを掲示する横断幕は、選挙期間中には違反となります。
条例違反の例 4)無断での掲示
横断幕は、許可を得ずに掲示することは違法です。例えば、市内の公園や商店街などで無断で掲示することは違反です。
これらの違反行為には、罰則が設けられています。自治体によっては、違反金を課すこともあります。横断幕を掲示する際には、必ず地方自治体の条例を確認し、許可を得るようにしましょう。なお、東京都では違反した場合には、最高で50万円以下の罰金が科せられることがあります。したがって横断幕を掲示する場合は、必ず東京都の条例を遵守し、許可を得るようにしましょう。
横断幕を屋内に設置する場合、とりわけ法律上の規制はありませんが、屋外に設置する場合はそうではありません。屋外に横断幕を設置する場合、自ら所有する土地であっても、自治体の条例に従う必要があります。条例違反にならないためにも、注意点をしっかり確認していきましょう。
・東京都の条例
東京都における横断幕に関する条例は、「東京都建築条例」の中の「広告物及び看板等の規制に関する条例」で定められています。この条例によると、横断幕に関して以下のような規制が設けられています。1.許可が必要
横断幕を掲示する場合は、あらかじめ都市計画局に許可を得る必要があります。許可申請方法や手続きについては、都市計画局のウェブサイト等で確認できます。
2.掲示可能な場所には制限がある
横断幕の掲示ができる場所については、規制されています。例えば、高速道路や国道の立ち入り禁止区域や、建物の窓やベランダから道路に向かって掲示することができません。また、公共の施設や公園など、特定の場所には横断幕の掲示が制限されている場合もあります。
3.掲示期間には制限がある
掲示期間についても、都によって規制されています。一般的には、短期間の掲示に限られ、特に都心部では更に厳しい規制が設けられていることが多いです。
4.罰則が設けられている場合がある
条例違反に対しては、罰則が設けられています。違反した場合は、最高で50万円以下の罰金が科せられることがあります。
このように、東京都においても、横断幕に関しては厳しい規制が設けられています。横断幕を掲示する場合は、都の条例を遵守し、許可を得てから掲示するようにしましょう。
・条例違反となる例
また「東京都横断幕等規制条例」という条例においても、横断幕が違反となるケースが提示されています。この条例によると、以下のような場合には、横断幕の掲示が禁止されています。条例違反とならないためにも、しっかり確認していきましょう。条例違反の例 1)道路交通法に違反する内容の横断幕
道路交通法で禁止されている内容や、交通安全を脅かすようなメッセージを掲示する横断幕は、違反とされます。
条例違反の例 2)不適切な場所への掲示
横断幕は、許可を得た場所にしか掲示することができません。例えば、私有地や公共物に勝手に掲示することは違法です。
条例違反の例 3)政治的な宣伝
選挙期間中には、政治的な宣伝が禁止されています。そのため、政治的なメッセージを掲示する横断幕は、選挙期間中には違反となります。
条例違反の例 4)無断での掲示
横断幕は、許可を得ずに掲示することは違法です。例えば、市内の公園や商店街などで無断で掲示することは違反です。
これらの違反行為には、罰則が設けられています。自治体によっては、違反金を課すこともあります。横断幕を掲示する際には、必ず地方自治体の条例を確認し、許可を得るようにしましょう。なお、東京都では違反した場合には、最高で50万円以下の罰金が科せられることがあります。したがって横断幕を掲示する場合は、必ず東京都の条例を遵守し、許可を得るようにしましょう。
おわりに
この記事では横断幕の設置方法や、実際に設置するときの注意点(守るべき条例)について記述しました。
横断幕を物理的に設置することはそれほど難しくありません。
しかし、設置する際には自治体の条例を守る必要があり、かつ条例は自治体によって異なります。そして意外と厳しいルールが設けられている横断幕。うっかり条例違反をしてしまっても、「条例を知らなかった」といって許されるわけではありません。
横断幕を掲示する場合には、お住まいの地域の条例をご確認ください。
これから横断幕を設置しようと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
横断幕を物理的に設置することはそれほど難しくありません。
しかし、設置する際には自治体の条例を守る必要があり、かつ条例は自治体によって異なります。そして意外と厳しいルールが設けられている横断幕。うっかり条例違反をしてしまっても、「条例を知らなかった」といって許されるわけではありません。
横断幕を掲示する場合には、お住まいの地域の条例をご確認ください。
これから横断幕を設置しようと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
横断幕/垂れ幕 商品一覧
ターポリン:防炎
厚さ:420μ(0.42mm)|坪量:510g/㎡
900 x 2,000mm:1枚6,930円(税込)〜
屋外には最も強く、耐久性バツグンのテント生 地です。屋外の使用が多く、イベント、宣伝、お祝いなどて使用されます。多くの横断幕はターポリンを使用しています。
軽量ターポリン:防炎
厚さ:250μ(0.25mm)|坪量:300g/㎡
900 x 2,000mm:1枚6,930円(税込)〜
通常のターポリンより20%位軽いターポリン。厚みが薄くなる分軽量で柔らかいです。強風を受ける場所は適しません。イベントや建設現場、屋外の雨風対策のポスターに最適です。
メッシュターポリン:防炎
厚さ:370μ(0.37mm)|坪量:270g/㎡
900 x 2,000mm:1枚7,777円(税込)〜
風除けのための無数の穴(空気ぬけ)がたくさん開いておりメッシュ状の基材です。軽量で風の影響を受ける場所での設置に適しています。
高発色クロス
厚さ:190μ(0.19mm)
900 x 2,000mm:1枚7,051円(税込)〜
ポリエステル製の中厚手の生地です。軽量なので扱いやすく持ち運びに便利です。強風を受ける場所などには適しません。