SPEED PRINTトップ > 横断幕印刷 > 横断幕を手作りする為の手順やポイント

横断幕を100均グッズで手作りできる?

業者との比較や作り方のポイントなどを紹介します



横断幕を作る際、業者に依頼すべきか手作りで作成するべきか悩んでいませんか?
そんな人は、まず何を優先させたいか整理してみましょう。

・一時的に使うものなのか、長期的に使うものなのか?
・重量があっても丈夫な方がいいのか、軽量で持ち運びしやすい方がいいのか?
・できるだけ低コストで済ませたいのか?
・デザイン性を重視したいのか?

実際に横断幕を使うシーンを思い浮かべて、優先順位をつけていくと、おのずとやるべきことが見えてくると思います。もしも、なるべくコストを抑えて横断幕を手作りしたい場合には、100均アイテムが大活躍してくれます。
そこで今回は、横断幕を100均グッズで手作りする方法をご紹介します。すべての商品を100円ショップで揃えることもできますし、一部を取り入れてもいいと思います。
ご予算に応じて、ぜひ参考にしてみてください。


横断幕はどんな素材で作られているの?


横断幕の素材は、用途によって異なりますが、一般的にはポリエステル製、ビニール製、ナイロン製、キャンバス製、布製、紙製が使われます。
それぞれの素材にはさらに多種多様な種類があるため、横断幕を作る際、どんな素材で作るべきか悩んでしまいますが、要は用途にあった素材を選ぶことが大切です。
ここでは、横断幕を掲げるシーンに合わせてどんな素材がおすすめなのかを紹介します。

横断幕を屋外で使う場合の布選び

横断幕を屋外で使いたい場合には、耐水性に優れた塩化ビニール性のターポリンなどの布がおすすめです。万が一天候が崩れても、防水素材なので水をはじき、すぐに乾いてくれます。
また、スポーツ観戦などでは特に会場を頻繁に移動することが多いため、折りたたんで持ち運びしたい場合にも向いている素材といえます。ただし丈夫な分、他の素材と比較して重さがあるため、子供や小柄な女性が持ち運ぶ場合には負担が大きいかもしれません。
横断幕専門店で扱っている素材でおすすめしたいのが、トロピカルやトロマットです。横断幕作りで重要となる耐久性に優れています。生地にこだわりたい方は、店員さんに相談しながら、屋外に向いているサイズや素材を検討してみてください。
ちなみに、布選びの際に織物の織り方として、平織の布を選ぶのもおすすめです。耐久性が高く、横断幕には向いているので、素材に迷った時には、織り方にも注目してみてください。

横断幕を屋内で使う場合の布選び

横断幕を屋内で利用したい場合には、コットン素材にも注目してみましょう。屋外では雨水によって縮んでしまったり、水を含むと重たくなってしまうのでおすすめできませんが、屋内であれば、コットンの良さを発揮できます。
コットンは吸水性や通気性に優れているため、手作りする場合に扱いやすい絵の具や布描き用マーカー、布クレヨン等の画材と相性が良く、綺麗に仕上げることが期待できます。
ただし、洗濯すると縮みやすいため、できる限り目立つ汚れが付かないように、扱いには気を遣いましょう。

横断幕を手作りするのに100均アイテムが大活躍!

もし手作りで横断幕を作成したい場合には、100均アイテムが活躍してくれます。
近年100円ショップで取り扱われる商品の数も増え、100円ショップで揃わないものはないと言っても過言ではありません。もちろん、手芸店やホームセンターなどの専門店の方が品揃えも多く、自分好みの生地や道具を集めやすい傾向にありますが、モノによっては100均アイテムで賄うことができます。
特にはじめて横断幕の作成に挑戦する場合は、必要なものをなるべく100円ショップで揃えてみるのもおすすめです。低コストで手軽に横断幕作りをスタートすることができます。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


横断幕を作るために準備するもの



次に横断幕を作るために事前に準備するものをチェックしましょう。
材料を揃える際に気を付けておきたいポイントも紹介するので、参考にしてみてください。

■布

布の種類を選ぶ場合には、どのくらいのサイズで作成するのかも事前に決めておくと店舗でスムーズに購入することができます。
応援旗やフラッグ程度であれば、ポリエステル生地のトロピカルなどを検討してみてください。
また、サイズが大きく重厚感のある横断幕を作る場合には、シワになりにくいオックスフォードなどの綿生地がおすすめです。
気になるサイズの目安ですが、以下を参考にしてみてください。

コンパクトサイズ    縦60cm横120cm、縦100cm×横150cm
中間サイズ       縦80cm×横180cm、縦120cm×横180cm
屋外向けの大きなサイズ 縦140cm×横180cm、縦120cm×横200cm以上

横断幕専門店でも扱われる規格サイズとなります。
最初は無理のないコンパクト〜中間サイズで作成し、慣れてきたらデザインを凝ってみたり、イメージに合う大きさに挑戦するなど、段階を踏むことでクオリティーをあげることができます。手作りの場合にはサイズ感をイメージしにくいため、ぜひ参考にしてみてください。
さらに、必要なサイズの布だけを購入してしまいがちですが、購入すべき布の大きさは作りたい縦と横の長さをそれぞれ+20㎝前後、余裕を持たせて購入することをおすすめします。
長さを確保しておくことで、布の端の処理ができるので、綺麗に仕上げることができます。

■絵の具

横断幕に文字やイラストを描く場合、乾いても水に溶けない絵の具を使うのがおすすめです。
描いた後時間をかけずに乾いてくれるようなものや、雨水で濡れても耐久性が優れているものであれば、長く使うことができます。

■筆

絵の具とセットで筆も準備しましょう。
手形や印刷の場合には不要になりますが、絵の具を使う場合には筆があると細かい部分まで描けるのでおすすめです。
子供と一緒に手作りする場合にも、日頃使い慣れている絵の具であれば、簡単に扱うことができます。デザインにもよりますが、細いタイプや太いタイプ、筆の大きさなど、種類が豊富にあるためどんなものが描きやすいのかイメージしながら買い揃えてみてください。

■マスキングテープ

ラインを描く際に、マスキングテープで補助テープをしておくと、はみ出すことなく綺麗に仕上げることができるので準備しておきましょう。
絵柄などは必要ないため、無地のマスキングテープが扱いやすいです。
ちなみにマスキングテープでもビニール性のものは絵の具を弾いてしまい、横断幕を汚してしまうリスクがあるため、必ず素材を確認してください。

■仮止め用の接着剤

横断幕の端を処理する際や仮止め用に便利な、手芸用の両面テープや接着剤を準備しておきましょう。
最近では、アイロンの熱で簡単に布を接着できる接着剤も手軽に手に入れることができます。

■その他

その他細かいものになりますが、準備しておくと役立つものを紹介します。

・ボールペン
・パレット
・布や紙に紐を通すために使用するハトメ、ハンマー
・ひも

コストを抑えたい場合には、家で準備できるものや100均で揃うものもあるため、色々なお店をチェックして買い揃えてみてください。


横断幕を自作する手順


事前に準備するものが揃ったら、早速横断幕を手作りしていきましょう。
・手作りする場合の手順は以下の通りです。

・デザインを決める
・布の端を裏側に折って糸で縫う、もしくは布用ボンドなどを使って貼り付ける
・アクリル性の絵の具などを使用し、横断幕にデザインを描く
・絵の具を乾かして完成

詳しく解説していきます。

①デザインを考える

横断幕の完成デザインをイメージすることが大切です。できれば、パソコンや紙に描いて、文字の位置やレイアウトを把握しておくと、失敗を防ぎ、後悔せずに仕上げることができます。
スポーツの横断幕の場合は、応援メッセージをメインにするのか、チーム名などを目立たせるのかはっきりさせておくといいでしょう。

②布の下準備を行う

作成ポイントとして、糸を使って布を縫う場合には、マチ針などで固定したり、縫い代をアイロンでクセ付けしておくと、綺麗に縫いすすめられます。布の四辺はハトメ加工も施しておくと、強度が増し、長く使用できるのでおすすめです。

③横断幕にデザインを描く

いきなり直接描いていくのはリスクもあるため、イラストや文字を下書きします。下書きをする場合には、チャコペンやマスキングテープをうまく使い、思い描いているイメージとかけ離れないように慎重に行いましょう。下準備が出来たら、横断幕にデザインを描いていきます。絵の具は、水を調整し裏面に染みこまない程度に調節してください。

④絵の具をしっかりと乾かして完成

絵の具でデザインを描いても、一度塗っただけでは透けてしまい、遠くから見た時に何と書いてあるのか分かりません。そのため、重ね塗りをして、はっきりと字やイラストが分かるようにしてください。

手作りするときに注意するポイントとは?


他の横断幕に負けないように、多くの色を使って派手にしたくなりますが、おすすめは3色以内でシンプルに仕上げるのがおすすめです。横断幕はメッセージ性が強いアイテムです。色を使いすぎてしまうと、まとまりがなく、相手に伝えたいメッセージが伝わりづらくなる可能性があります。
そのため、背景色はチームカラーにするなど、最終的にどんな色でまとめたいのか事前にイメージしておくといいでしょう。
背景色に迷う場合には、濃い色の背景がおすすめです。文字を明るめの白や黄色をチョイスすれば、字が見やすくなり、メッセージも読みやすくなります。
また、書体もこだわりすぎずシンプルなものがおすすめです。一般的なゴシック体や明朝体を検討してみてください。

業者に依頼したほうがコスパがいい事も


今回ご紹介したように、横断幕を手作りする場合には、コストを抑えられるものの、準備や作業に時間がかかります。その時間も楽しめればいいですが、あまり作成時間を確保できない場合には、業者に依頼することも検討してみてください。
スピードプリントならネット印刷を依頼することができます。最安値で作成することができるためコストを抑えることもでき、入稿後手元に届くまでのスピードも早いです。ぜひ依頼してみてはいかがでしょうか。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
今回は、横断幕を100均グッズで手作りする方法を始め、準備しておきたいものや業者との比較、注意すべきポイントなどを紹介してきました。
100均で揃えられるものも多く、ハードルが下がった方も多いのではないでしょうか。
ぜひ横断幕づくりに挑戦してみてください。

横断幕/垂れ幕 商品一覧

 

ターポリン:防炎

厚さ:420μ0.42mm|坪量:510g/㎡

900 x 2,000mm:1枚6,930円(税込)〜

屋外には最も強く、耐久性バツグンのテント生 地です。屋外の使用が多く、イベント、宣伝、お祝いなどて使用されます。多くの横断幕はターポリンを使用しています。

 

軽量ターポリン:防炎

厚さ:250μ0.25mm|坪量:300g/㎡

900 x 2,000mm:1枚6,930円(税込)〜

通常のターポリンより20%位軽いターポリン。厚みが薄くなる分軽量で柔らかいです。強風を受ける場所は適しません。イベントや建設現場、屋外の雨風対策のポスターに最適です。

 

メッシュターポリン:防炎

厚さ:370μ0.37mm|坪量:270g/㎡

900 x 2,000mm:1枚7,777円(税込)〜

風除けのための無数の穴(空気ぬけ)がたくさん開いておりメッシュ状の基材です。軽量で風の影響を受ける場所での設置に適しています。

 

トロマット

厚さ:350μ0.35mm

900 x 2,000mm:1枚7,227円(税込)〜

ポリエステル製の厚手の生地です。色が鮮明で、写真やデザインのきめ細かな表現も再現できます。

 

FFシート:防炎

厚さ:610μ0.61mm|坪量:720g/㎡

900 x 2,000mm:1枚9,372円(税込)〜

内照式看板に最適です。アクリル電飾看板と同等に利用できます。
 

 

高発色クロス

厚さ:190μ0.19mm

900 x 2,000mm:1枚7,051円(税込)〜

ポリエステル製の中厚手の生地です。軽量なので扱いやすく持ち運びに便利です。強風を受ける場所などには適しません。

 

エコノミークロス

厚さ:240μ0.24mm

900 x 2,000mm:1枚7,051円(税込)〜

ポリエステル製の厚手の生地です。色が鮮明で、写真やデザインのきめ細かな表現も再現できます。



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