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自分で作成する方法から業者へ依頼する方法まで

等身大パネルの作り方



人物やキャラクターが全面的にデザインされている等身大パネルは、インパクトがあって遠くからでもその存在感を認識することができます。近年では街中やイベント会場、ショッピングモールなどで目にする機会も多くなり、イベント事に使用したいと考える人も増えました。

「等身大パネルをイベント事に使用したい!でもどうやって作るの?」「等身大パネルって手作りできるのかな」「作る際のポイントを知りたい」など、等身大パネルについて悩んでいる人のためにこの記事では

・等身大パネルを作成するためのポイント
・依頼する場合や自作する場合のメリット・デメリット
・設置する際のポイント
などを解説していきます。


等身大パネルとは


等身大パネルはその名前の通り、等身大サイズのパネルやポップを指します。パネルにはキャラクターの画像や人物の写真が印刷されているケースがほとんどです。人の身長とほぼ同じ大きさのため、インパクト力があって訴求力の高い販促ツールとして利用されています。

等身大パネルのなかには、顔部分がくりぬかれた「穴あきパネル」などもあり、観光地にあるフォトスポットで多く見かけます。

等身大パネルの多くは、企業などが販促用として作成する場合が多く、非売品のケースがほとんどです。しかし、近年ではキャラクターの等身大パネルが商品として販売されていることも多いため、さまざまな人に広く認知されるようになりました。


等身大パネルの素材と種類


等身大パネルには大きく分けて「素材の違い」「用紙の違い」の2つの違いがあります。「素材」「用紙」の違いによってどんな違いがあるのかわからないという人も多いはずです。ここでは、パネルに使われる「素材」や「用紙」の違いによってどんな特徴があるのか解説していきます。

素材の違い

等身大パネルに使用される素材は、種類によって重さや強度に大きく影響するのが特徴です。それぞれどのような違いがあるのか解説します。

ダンボール

安価で、手作りの等身大パネルにも使われることが多い素材です。コストも安価に抑えることができるので、室内の短期的なイベントで使用する際のパネルに適した素材となっています。
使用した後の廃棄を考えると、素材の中で1番簡単に処分することが可能です。ダンボールということもあって、水には弱い性質があるので、雨天時の屋外には不向きとなっています。

スチレンパネル

等身大パネルの素材でもっともスタンダードな素材で、ポリスチレンフォームという発泡スチロール製の素材を板状に加工したパネルとなっています。密度を高めた発泡スチロールとイメージするとわかりやすいです。
軽量で、加工がしやすいこともあって、パネルを自作する際にも使われることが多い素材となっています。
直射日光があたる場所で使用すると、反りが出てしまうことも考えられるので、屋内での使用がおすすめです。また、水や湿気、熱に弱い素材となっているので、雨天時や真夏などにスチレンパネルを使用する場合は注意する必要があります。

白エコパネル

ダンボールパネルよりも強度がありながら、エコ素材でできているため、環境にやさしいことが特徴の素材です。環境にやさしく、リサイクルができる素材を使っているので、使用した後の廃棄に困ることもありません。
屋内で短期間の利用などにおすすめですが、強度もしっかりとあるので屋外で使用することもできます。

アルミ複合版

強度が強く、屋外で使用するのに適した素材のため、屋外で長期間使用するパネルを作りたいと考えている人におすすめです。屋外の看板などにも使われることが多く、耐久性に優れています。
気温の変化や水にも強い特徴があるため、反りが出ることもない丈夫なパネルを作ることができます。ほかの素材よりも若干重さが出るので、持ち運びの際には注意が必要です。

用紙の違い

等身大パネルは、使用される用紙によってパネルの見え方が大きく変わるのが特徴です。用紙にもさまざまな種類があるので一般的な用紙を紹介します。

・合成紙
光沢を抑えつつ、耐久性が特徴の用紙です。照明が強い場所や展示会など、文字をはっきりと読んでもらいたいシーンなどに向いています。耐久性が特徴の用紙なため、パネルを長期間使用する場合に活躍するでしょう。

・マット紙
表面には光沢がなく、落ち着いた色彩が特徴です。さらさらとした肌触りで、印刷物を上品に仕上げることができます。短期間の使用やコストを抑えて作成したい時におすすめの用紙です。

・マット合成紙
光沢感を抑えて、落ち着いた色彩が最大の特徴である印刷紙です。耐水性や耐光性などに優れているので、短期間の屋外用ポスターなどに向いています。合成紙とマット紙の良さを合わせた印刷紙です。

・光沢紙
光沢があり、写真やイラストなどのデザインに向いている用紙です。光沢感が強いため、照明などの明かりが強い場所では光の反射が強く出てしまうことがあります。光沢紙を選ぶ場合は、等身大パネルの使用シーンなどを想定して選ぶのがポイントです。

・光沢合成紙
発色が鮮やかで、合成紙特有の耐久性が最大の特徴です。耐水性や耐光性に優れているので、屋外用に使用するパネルなどに向いています。

・半光沢紙
光沢紙よりも、光沢感を抑えた印刷紙です。自然なツヤ感で文字や写真を見やすく表示できることもあって、写真を使用したパネルなどに向いています。

印刷会社によっては、これらの用紙以外にも取り扱っている場合もあるので、実際に作成する際には、どのような用紙があるのか問い合わせてみるのがおすすめです。


等身大パネルの用途


街中やショッピングモール、観光地などで多く見かける等身大パネルですが、使うシーンや用途に違いはあるのでしょうか。それぞれどんなシーンで使用され、どんな目的があるのか見ていきましょう。

宣伝

等身大パネルの用途としてもっとも一般的なものが「宣伝」です。店舗や企業の販促ツールとして使用されることが多く、店頭などに置くと等身大という大きさから多くの人の視線を集めることができます。
映画館などでは、映画キャラクターの等身大パネルが用意されていることも多く、キャラクターと一緒に記念撮影ができると人気です。また、飲食店などでは大きなパネル状のメニューとして採用されたり、季節限定メニューを打ち出した等身大パネルなども用意されていることもあります。等身大パネルで打ち出すことによって、多くの注目を集めることが可能です。
目的や用途などに合わせて、キャッチコピーなどを添えておくと、さらに訴求力を高めることも可能です。同じ大きさであれば、人よりも等身大パネルの方が宣伝効果が高い場合も多いです。

イベント

等身大パネルが宣伝用以外でよく使われるシーンとしては、展示会などのイベントが挙げられます。イベント時の等身大パネルは「案内板」として使用されることが多く、インパクトのある誘導員としての活躍が期待できるでしょう。
キャラクターや人物がデザインされた等身大パネルに、「〇〇はこちら」などのような吹き出しを付けて使用されているのを、一度は見たことがあるのではないでしょうか。案内役として等身大パネルを使用することで、インパクトがあるのはもちろんのこと、人件費削減にも繋がるため、メリットの多い使用法といえるでしょう。

観光

意外にも見落とされがちなシーンとして「観光」があります。観光地で写真撮影の定番スポットといえるのが「穴あきパネル」です。顔の部分だけ穴が開いており、観光地にゆかりのある人物やキャラクターがデザインされているものが多くあります。
ここ数年で穴あきパネルのあり方が大きく変わっており、その理由としてもSNSの普及が大きな要因です。SNSに写真を投稿したいと考える若者が増え、観光地にある穴あきパネルで記念撮影をする人が非常に多くなっています。
今までは、穴あきパネルで写真を撮る人といえば小さなお子様がメインでしたが、SNSの普及によって小さなお子様から大人まで、幅広い世代の人から注目されるようになりました。

記念

近年、結婚式場などで等身大パネルを採用する人が多くなりました。結婚式場のウェルカムスペースに新郎新婦の等身大パネルを置くことで、明るい雰囲気を演出してくれます。式が始まるまで、ゲストの前に姿を表すことができない新郎新婦の代わりに、多くの人を出迎えてくれるでしょう。新郎新婦の晴れ姿のパネルを用意すると、華やかな雰囲気になるのでおすすめです。
結婚式などの特別なイベントで等身大パネルを作成しておくと、記念品として一生の思い出になること間違いありません。


等身大パネルの作り方~手作りする場合~


等身大パネルを手作りする場合、どういった手順で進めればいいのかわからないという人も多いはずです。ここでは、手作りする際のメリット、デメリットや作成する手順を解説していきます。

手作りする際のメリット、デメリット

等身大パネルを自作する場合のメリットとして代表的なものが「コストを抑えられる」「制作過程を楽しむことができる」の2点です。

材料は文房具店やホームセンターなどで簡単に手に入れることができ、印刷自体も一般的なプリンターで行うことができるため、コストを抑えた制作が可能となります。

デメリットとして挙げられるものは「手間や時間がかかる」「クオリティ」です。慣れるまでは、作成に時間がかかってしまう点やクオリティが低くなってしまうことがデメリットとして挙げられます。

手作りする際の手順

等身大パネルを手作りする際、どういった流れで作成したらいいのかわからない人も多いため、手順を解説していきます。


①印刷するサイズを決める

等身大パネル用では大きな画像が使用されます。一般家庭では、大きな画像をそのまま印刷できるプリンターを持っているケースはそこまで多くありません。そのため、手作りする際には分割して印刷していくことになります。印刷するにはエクセルを使うと初心者の人でも比較的簡単に印刷することが可能です。
エクセルにキャラクターなどの画像を貼り付けて、「高さ」「幅」でサイズを調整していきます。完成した際のサイズ感を考えながら、サイズ調整を行っていきましょう。
印刷する際に「ユーザー設定の余白」はすべて0にしておくと、余白部分が少なくなり、印刷できる部分が広くなるのでおすすめです。


②印刷する

用紙に印刷する場合、「解像度」に気を付ける必要があります。
そもそも解像度とは、画像の密度を表現する言葉で、解像度の数値が高いほど滑らかで綺麗な画像となるのが特徴です。解像度の単位は「dpi」で表され、この数値が高ければ高いほど高画像になります。
一般的にあるパソコンの解像度は70〜90dpiほどですが、等身大パネルで使用する画像には200dpi以上の解像度が必要です。この数値を下回ってしまうと画像がぼやけてしまったり、色が鮮明に表現されないことにも繋がるため、解像度は注意しておくことが必要になります。


③余分な部分をカットする

分割で印刷をすると、上下左右になにも印刷されていない余白の白い部分が出てきます。余白が残っている状態で画像を繋ぎ合わせてしまうと、画像が途切れ途切れになってしまうため、余白部分をカットすることが必要です。
余白の白い部分が少しでも残ってしまっていると、出来上がりの見た目が良くないのでしっかりと取り除くことがポイントとなります。


④カットした用紙をダンボールに貼って繋ぎ合わせる

用紙の余分な部分がカットできたら、ダンボールに貼り付けていきましょう。貼り付ける際にはのりなどを使うと用紙がヨレてしまうことがあるため、両面テープか接着スプレーなどを使うのがおすすめです。
一枚一枚貼り合わせていく場合には、つなぎ目が合わなくなることが多いので慎重につなぎ合わせる必要があります。



そのほかには、はじめに用紙をすべてつなぎ合わせてからダンボールに貼り付けていく方法もあります。その際には、すべての用紙の表側をマスキングテープで仮止めし、用紙の裏側をセロハンテープなどでつなぎ合わせてから、ダンボールに貼り付けていくやり方もおすすめです。こちらのやり方であれば、つなぎ目がずれることがないので出来上がりの見た目も良くなります。
用紙をダンボールに貼り付け、全体のシルエットができたらダンボールの余った部分を切り落とします。最後にパネルが自立するように支えなどを作って、15〜30度の傾きに調整すれば完成です。



【手作り等身大パネルのより詳しい記事はこちら】
  • 等身大パネルを手作りするには?~準備から作成方法を解説~




  • 等身大パネルの作り方~業者に依頼する場合~


    手作りで等身大パネルを作るのではなく、専門業者に依頼したいという人もいるはずです。ここでは、業者に依頼するメリットやデメリット、依頼する際の手順などを解説していきます。

    依頼する際のメリット、デメリット

    等身大パネルの作成を業者に依頼するメリットとして、「クオリティが高い」「手間や時間がかからない」の2点が挙げられます。

    依頼する業者は印刷会社が一般的で、印刷のプロ集団です。しっかりとした業者であれば、クオリティの高いパネルを作成してくれる点が大きなメリットといえます。

    デメリットとしては、専門的な業者に依頼するので制作費用がかかってしまいます。パネルの素材などによって金額も変わってくるため、予算を決めて進めていくのが望ましいです。


    依頼する際の手順

    等身大パネルを業者に依頼する際にどういった流れで依頼するのかを解説していきます。


    ①画像や写真のデータを用意する

    まずは、どういった写真や画像を等身大パネルに採用したいのか決める必要があります。画像データは自分で準備する必要があるため、依頼する前にどの画像にするのか決めておくとスムーズに依頼することが可能です。
    また、画像データに不備があると印刷することができなくなってしまうので、対応できる画像データの種類や形式を専門業者に確認しておくことが大切になります。
    自身で画像データを用意する場合は、著作権に気をつけましょう。画像作成アプリなどで作成した画像や自身が撮影した写真などをパネルに採用する場合に関しては問題ありません。しかし、画像サイトやインターネットから引用する場合には、許可なく画像を使用してしまうと著作権侵害になることも考えられます。そういった場合、罰則を受ける対象にもなるので十分に注意しましょう。
    自身で画像を用意することが望ましいですが、どうしても難しい場合には、画像の所有者に許可を取るか、商用利用可能な画像を使うことをおすすめします。


    ②注文内容を決める

    パネルとして採用する画像が決まったら、細やかな注文内容を決めていきます。注文の中身としては以下のようなものがあるので解説していきます。

    ・パネルの数量
    等身大パネルは何枚必要なのかを決めていきます。業者の多くが1枚から作成することができるため、必要な枚数分だけ依頼することが可能です。

    ・パネルのサイズ
    パネルのサイズを決める工程です。高さや幅など、実際のサイズを基準に決めていきます。人物の場合はモデルとなる人物の身長と同じ高さにするのが基本となっています。キャラクターがモデルの場合はキャラクターの身長などに合わせて作っていくことになります。
    ポーズによっては臨機応援にサイズ感を変えていくことがポイントです。モデルとなる人物が両手を広げたポーズのデザインにする場合は横幅などを大きめに取ることになるでしょう。

    ・パネルの素材
    始めに解説したように、パネルの素材には多くの種類があります。軽量素材のものや丈夫なもの、安価なものなど、種類によって特徴が大きく違います。どのシーンで使用するのか、使用する場所はどこなのかを考慮して選ぶのがいいでしょう。

    ・用紙の素材
    素材と同じく、用紙にも多くの種類が存在しています。使用するシーンに合わせて用紙を決めていくのがおすすめです。光が当たりやすい場所で光沢紙のパネルを使用してしまうと光が反射して見にくくなってしまいます。用紙までこだわることでよりいい等身大パネルの作成ができるでしょう。

    ・加工の有無
    等身大パネルを作成する際、さまざまな加工があります。
    「穴あけ加工」は観光地などで見かける顔の部分がくり抜かれているパネルや、パネルの四隅に開けた穴に紐を通して、吊り下げて展示する場合の穴も穴あけ加工に入ります。

    「ラミネート加工」は印刷面にラミネートフィルムを貼る加工です。印刷面に貼ることで、パネルの耐久性や耐水性が高くなるメリットがあります。ラミネートフィルムにも種類があるため、自身の用途に合うフィルムを選ぶといいでしょう。

    「アルミフレーム加工」は、パネルのまわりをアルミのフレームで覆う加工です。アルミフレームを取り付けることでパネルの反り返しを防ぎ、四方の角を守る役割を担っています。額のような見た目になるため、上品な等身大パネルに仕上げることが可能です。アルミフレームを取り付ける場合、パネルのふちの部分に被ることになるため、印刷する際にはギリギリに印刷しないよう注意が必要となります。

    「角丸加工」はパネルの四隅を丸く型を取る加工です。四隅を丸く型取ることで、雰囲気を優しくすることができます。パネルを使用していると、四隅がつぶれてしまうことがありますが、あらかじめ丸く型取っておくことで予防になります。

    他にもさまざまな加工やオプションがあるので、作成の際にはどのような加工ができるのか確認してみましょう。


    ③見積もりと納期の確認

    注文内容を確認した後は、印刷会社から見積もりが届きます。希望していた加工やオプションが予算内に収まっているのかを確認しましょう。印刷料金は印刷の部数や印刷用紙、納期、加工方法、などによって決まります。納期が短ければ短いほど、割増料金がかかってしまいますので、少しでもお得に作成したいのであれば、時間に余裕をもって依頼するのがおすすめです。


    発送、保管

    見積もりに問題がなく、印刷会社に発注をかけたら2〜5営業日ほどで等身大パネルが完成します。パネルの部数や加工内容によっては期間が延びてしまうことも考えられるので、不安な場合は印刷会社に相談するようにしましょう。

    等身大パネルが届いてから使用するまで時間がある場合、保管には十分注意が必要です。乱雑に扱ってしまうとパネルが折れてしまったり、汚れてしまう可能性があります。保管する際には、日が当たらず、衝撃が加わらない場所に保管するようにしましょう。

    【等身大パネルを業者に依頼する場合のより詳しい記事はこちら】
  • 業者に依頼して等身大パネルを作成する方法




  • 等身大パネルの設置方法と設置場所


    等身大パネルを設置する際には、適切な場所に正しい設置方法で設置する必要があります。

    設置方法

    等身大パネルの設置方法は、主にスタンドを使って自立させる方法が一般的です。スタンドを安全に設置するには、スタンドの強度が非常に重要になっています。もし、スタンド部分が弱いと転倒して事故につながってしまうため、しっかりとしたスタンドを取り付けることが重要です。

    スタンドの種類として「紙製スタンド」と「スチール製スタンド」が一般的です。それぞれの特徴を解説します。


    紙製スタンド

    ダンボールが素材のスタンドとなっており、軽くて持ち運びやすいことが特徴です。紙製にも関わらず、しっかりと強度がありながらも安価のため、人気が高いスタンドとなっています。

    雨などの水滴に弱く、軽いこともあって屋外には向いていません。屋内向けのスタンドではありますが、人通りの激しい屋内での使用は転倒防止のため、重りを一緒に設置する必要があることを覚えておきましょう。


    スチール製スタンド

    耐久性、耐水性に優れたスチールを使用したスタンドのため、屋外の使用に適しています。種類によっては分割して運ぶことができるため、重さのあるスチール性でも簡単に運ぶことが可能です。
    紙製のスタンドと比べても、耐久性に優れていることから繰り返し使用できるメリットがあります。しかし、コスト面では割高になってしまうので、等身大パネルを繰り返し使用する場合におすすめです。


    設置場所

    等身大スタンドを設置する際には、以下の点に注意することが必要です。
    ・転倒の危険性がない平らな場所か
    ・私有地や所有地に設置していないか
    ・申請をして設置の許可を得ているか
    ・設置する当日の風速はどうか
    ・説明書通りの設置ができているか
    ・設置する市区町村の条例基準に合っているサイズか

    設置する際にはこれらの点に十分注意して設置場所を決めるようにしましょう。また、何より大切なことは「通行人に配慮した設置場所」が必要不可欠です。パネルが誤って転倒して際に通行人に怪我をさせてしまうことは避けなければなりません。転倒しないことが一番ですが、転倒した際のことを考慮してしっかりとスペースを確保するようにしましょう。


    等身大パネル作成の重要ポイント① 等身大パネル用写真の撮り方


    等身大パネル用の写真は、撮影する際にポイントを押さえることが大切です。小さな写真で見る分には、そこまで気になる点は多くありません。しかし、等身大パネル用に拡大したときに大きな差が出てくるため、ポイントを押さえた撮影が大切です。
    ここでは、等身大パネルで使用する写真を上手に撮るポイントを紹介します。

    撮影場所

    撮影する場所は、明るくて影のない場所で撮影するのが望ましいです。影がある暗い場所での撮影は、顔が暗く映ってしまって暗い印象を与えてしまいます。可能であれば、晴れの日に外で撮影するようにしましょう。

    また、モデルの人は姿勢よく撮影されるようにするのがポイントです。イメージとしては、天井から糸で吊るされているようなイメージを持つと、姿勢正しく綺麗な写真を取ることができます。猫背で撮影してしまうと、顔が前に出てきてしまい、顔が大きく映ってしまいます。少しでも小顔に撮れるよう、背筋を伸ばして撮影に望みましょう。


    使用する道具

    カメラを手持ちで撮影する場合、ちょっとした手ブレや角度の違いによって印象は大きく変わってしまうため、撮影の際には注意が必要です。手持ちでの撮影の場合は、椅子に座った状態で撮影すると手ブレを最小限に抑えることができます。

    三脚を持っている場合は、カメラを固定することのできる三脚がおすすめです。固定しながらの撮影は手ブレのない綺麗な撮影ができるので、持っている場合はぜひ活用してみましょう。

    撮影ポイント

    カメラを固定する位置は、モデルの腰ぐらいの位置がベストです。カメラの位置が高すぎると顔が大きく写ってしまい、下すぎると体のバランスが悪く写ってしまいます。バランスよく写すためには腰かおへそのあたりがバランスよく写るベストな位置です。

    また、撮影方法のポイントとしては、カメラを縦向きにして撮影する方法がおすすめです。カメラで撮影する際、基本的に横向きで撮影することが多いですが、等身大パネル用の場合は縦向きに撮影すると、バランスよく撮影することができます。

    是非試してみましょう。

    等身大パネル作成の重要ポイント② 印刷で失敗しないために


    等身大パネルを作成する際に、印刷は非常に重要な工程でもあります。印刷で失敗しないためにも、しっかりとポイントを押さえて印刷することが大切です。

    ここでは印刷で失敗しないポイントを解説していきます。

    出来上がりの色味を確認する

    印刷会社に依頼するにしても、自分で作成するにしても、印刷の失敗例で多いものが「イメージしていた色と違った」ということが挙げられます。思い描いていたイメージの色と実際に出来上がった色が違ったということは少なくありません。パソコンの画面上での色合いと、実際に印刷したときの色合いは、微妙に変化してしまうものです。

    印刷会社によっては、印刷した際の色合いなどを無料で確認できるサービスを行っている会社もあります。印刷会社に依頼するときは、必ず出来上がったときの色合いを確認するようにしましょう。

    自身で印刷する場合、分割で印刷することが多くなります。全部を印刷するのではなく、1枚だけ印刷して、どのような色合いに刷り上がるのかを確認するのがおすすめです。


    シーンに合った用紙や加工を選択する

    等身大パネルを使用するシーンや環境によって、用紙の種類を変えていくのがおすすめです。
    「環境の違いで用紙を変えるのはめんどくさい」という人も少なくありません。もちろん、すべて同じ用紙でも問題はありませんが、より綺麗に印刷したい場合は変えていくことをおすすめします。
    使用するシーンが屋内か屋外か、使用する期間が短期間か長期間か、環境に合った加工は必要か、などを考慮して選択していくことが大切です。
    等身大パネルは、通行人やイベント参加者への宣伝目的が大半を占めているため、シーンに合った選択ができなければ効果は半減してしまいます。より良い効果を上げるためにも、シーンに合った用紙や加工の方法を選択していきましょう。


    著作権に気を付ける

    画像を使用する際、著作権という概念には十分気をつけましょう。著作権は著作物を創作した人に与えられる権利のことで、無断でコピーされたり、無断で利用されるのを防ぐ役割があります。この著作権は画像にも適用されるため、他の人が撮影した画像や作成した画像を無断で使ってしまうと法律に触れてしまうので気をつけましょう。
    等身大パネルに使用する画像を自身が撮影した写真などを使用する場合は大きな問題になることはありません。しかし、画像サイトやインターネットなどから引用する際には、十分に気を付ける必要があります。

    他人が作成した画像や撮影した画像を無断で使用してしまうと、法律に触れてしまうことに繋がるため、必ず許可を取ってから使用するようにしましょう。


    まとめ


    この記事では、等身大パネルを作成する際に素材による違いや業者に依頼する場合と自作する場合のポイントなどを解説してきました。

    素材によっては屋内に向いているものや屋外に向いているものなど、多くの違いが出てきます。そのため、等身大パネルを作成する際には、どのようなシーンで使うことが多いのかを考慮して作成することがおすすめです。

    また、等身大パネルには、多く使用目的があります。自身がどういった用途で使うのか、どのようなメッセージを伝えたいのかなどを意識することで、等身大パネルの作成がより良いものになるでしょう。

    自身で作成した場合も、専門的な印刷会社に依頼する場合も、どちらを選択しても間違いではありません。納得のいく選択ができるよう、両者のメリットを把握しておくことが必要です。

    制作用材料一覧

     

    端材パネル大

    パネル厚:5mm~7mm

    300x1,000mm以上:1枚220円(税込)〜

    パネルを制作するには材料が必要です。サイズは不揃いですが、個人で制作するには十分な大きさをご提供致します。 ぜひ大型パネルの制作に挑戦して下さい。

     

    端材パネル小

    パネル厚:5mm~7mm

    A3 297x420mm以上:1枚110円(税込)〜

    手ごろなサイズ(A3)のパネル作成の材料はいかがでしょうか。初めてのパネルはA3程度をお考えの方にお勧めです。

    等身大パネル商品一覧

     

    厚手フォト光沢紙

    紙厚:207μ0.20mm|坪量:200g/㎡

    900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

    紙ベースの光沢紙と違い、印画紙ベースの高級 フォト光沢紙です。発色が鮮やかなので、主に 写真を用いたデザインに適しています。

     

    厚手フォト半光沢紙

    紙厚:207μ0.20mm|坪量:200g/㎡

    900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

    光沢紙よりも光沢感を押さえ、自然のつや感で 文字も見やすく、写真も美しく仕上がります。
     

     

    厚手マットコート紙

    紙厚:190μ0.19mm|坪量:145g/㎡

    900x1,800mm:1体10,142円(税込)〜

    光沢の無い厚手コート紙、自然のつや感で文字 も見やすく、写真も美しく仕上がります。
     

     

    光沢合成紙

    紙厚:195μ0.19mm|坪量:155g/㎡

    900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

    発色が非常に鮮やかで合成紙特有の強度が最大 の特徴です。耐水性、耐光性に優れていますの で、短期間の屋外用ポスターとして最適です。

     

    マット合成紙

    紙厚:190μ0.19mm|坪量:135g/㎡

    900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

    光沢感を抑えた、落ち着いた色彩が最大の特徴 です。耐水性、耐光性に優れていますので、短 期間の屋外用ポスターとして最適です。

    等身大パネル 関連コンテンツ