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等身大パネルの製作費用はいくら?値段の相場を徹底調査



人型にシルエットが加工された等身大パネルを、反射的に見てしまったという経験をしたことはありませんか?
等身大パネルが視界に入った時に、人だと認識するほど、この反応は強く出る傾向があります。

このような本能的な行動パターンを利用しているため、等身大パネルは注目を集める効果に優れています。

等身大パネルが、消費者の好きなアイドルやタレント、アニメキャラクターであれば、注目した後に親近感をもって眺めるという行動に繋がり、足を止めて商品やサービスに興味を持ちます。
多くの企業が、このような等身大パネルの集客効果を販促に取り入れています。
CM出演タレントの等身大パネルを店頭に設置するケースも定番の活用方法です。
消費者は、等身大パネルが視界に入った瞬間に商品のCMイメージを想起し、展開されている商品が企業のCM商品であると認識します。
また、企業が通常よりも経費をかけた等身大パネルを使用して宣伝をしているという視覚的な事実は、商品に販促費をかける価値があることを消費者に印象づけます。 結果として、消費者の購入への迷いや不安を払拭し、この商品を選べば大丈夫という、購入の安心感へと繋がります。

このような相乗効果が、等身大パネルが長く利用されている理由です。
等身大パネルの存在感をビジネスに活用しませんか?

この記事では、印刷で等身大パネルがいくらで作れるのか、値段と費用の相場をご紹介します。



等身大パネルの素材と価格


等身大パネルを印刷会社に依頼して作る場合、基本料金の相場は、縦横100㎝未満の小型パネルで10,000円弱、標準的な縦180㎝横90㎝程度のパネルで15,000円前後が目安です。

等身大パネルの価格は、基本料金に加工オプション、送料などが足されるケースが多いため、一般的な合計費用は180㎝の標準サイズで2万円程度と言われています。
しかし、印刷技術は日々進歩しており、現在は等身大パネルを1体から受注可能で、価格も2万円以内に抑えられるようになりました。

価格の違いは、等身大パネルに使用される用紙、サイズ、オプション、送料が大きな割合を占めます。
これらの種類や違いを簡単に把握しておくことで、用途に合わせた無駄のない仕様の等身大パネルを注文できます。

素材選びのポイント

等身大パネルは、用途に合った素材を選択する必要があります。 素材選びを間違えると、使用期間中に日焼けや反り返り、破損などの可能性が高まります。
印刷会社に相談する際にも、次の3点を中心に検討することになりますので、事前にメモなどにまとめておきましょう。

1.使用する場所
屋内、屋外、店頭の出入口付近など、使用する場所に応じた強度の素材を選びます。
照明の強さ、直射日光の有無なども考慮します。

2.使用する期間
使用する期間に応じた、強度や耐久性を検討します。

3.湿気対策の必要性
湿気の多い場所や季節は、印刷面の紙や土台となるパネルが影響を受けるため別途オプションでの湿気対策が必要になります。
画像データにベタ塗りが多い場合、薄い紙だと波打つ可能性があるため、適切な厚さの用紙を選択します。

用紙の種類と価格の相場

1.厚手フォト光沢紙
等身大パネルに使用する画像が、写真の場合におすすめの用紙です。
画像が鮮明で発色が良く、高級感のある光沢が特徴です。

価格目安
500㎜×600㎜で4,000円
1000㎜×2000㎜で15,000円


2.厚手フォト半光沢紙
控えめな光沢感が特徴です。
光沢を抑えることでパネル面に書かれた文字が読みやすくなります。
そのため文字を入れる場合におすすめの用紙です。

価格目安
500㎜×600㎜で4,000円
1000㎜×2000㎜で15,000円


3.厚手マットコート紙
光沢が無いマットな仕上がりの用紙です。表面感は微かな光の反射があるだけなので、文字も読みやすくなります。

価格目安
500㎜×600㎜で4,000円
1000㎜×2000㎜で13,000円


4.光沢合成紙
強度に優れた用紙です。
雨や直射日光による劣化に対して耐性があり、屋外で使用する場合に向いています。
利用は短期間が目安です。
持ち運びに便利な二つ折りでも、比較的折り目にダメージが少ないことが特徴です。

価格目安
500㎜×600㎜で4,000円
1000㎜×2000㎜で15,000円


5.マット合成紙
強度に優れた合成紙の光沢を抑えたタイプです。
耐久性が必要な場面での使用に向いています。
発色が良く、上品な印象です。

価格目安
500㎜×600㎜で4,000円
1000㎜×2000㎜で15,000円


ポイント
等身大パネルに使用する用紙は、用途重視で選択することがオススメです。
用紙価格は、それほど大きく変わらないため、見栄えや実用性などを優先することも選択の一つです。

等身大パネルのサイズと価格


等身大パネルのサイズ目安は縦180cm×横90㎝サイズです。
男性の場合、人物の身長が170cm前後、髪型(約4センチ)や靴のヒール(約3センチ)、余白(約3センチ)がプラスされるケースが多いため、等身大パネル自体のサイズは180㎝のケースが多い傾向です。

女性は、人物の身長が160cm前後の場合、髪型アレンジやハイヒール、厚底靴などで人物のシルエットが170㎝程度になることも多いため全体のバランスでサイズを決定します。

サイズと価格の目安

1600㎜×900㎜

1.厚手フォト光沢紙
10,000円から12,000円

2.厚手フォト半光沢紙
10,000円から12,000円

3.厚手マットコート紙
9,000円から15,000円

4.光沢合成紙
12,000円から18,000円

5.マット合成紙
12,000円から18,000円

1800㎜×900㎜

1.厚手フォト光沢紙
12,000円から15,000円

2.厚手フォト半光沢紙
12,000円から15,000円

3.厚手マットコート紙
10,000円から15,000円

4.光沢合成紙
12,000円から18,000円

5.マット合成紙
12,000円から18,000円

2000㎜×1000㎜

1.厚手フォト光沢紙
15,000円から20,000円

2.厚手フォト半光沢紙
15,000円から12,000円

3.厚手マットコート紙
13,000円から15,000円

4.光沢合成紙
15,000円から18,000円

5.マット合成紙
15,000円から18,000円

等身大パネルは、600㎜×500㎜のスモールサイズでも作成が可能です。
その場合は、オプションを加えても5,000円前後とお手頃な価格になるため、フラワースタンドの演出などにも活用できます。
小さくても注目度は大きく、おすすめです。


等身大パネルのオプションの種類と価格


等身大パネルのオプションは、用途の必要性に応じてプラスします。

コールドラミネート加工

UV(紫外線)対策効果を持つ表面加工です。
直射日光や蛍光灯には紫外線が含まれるため、色褪せの原因になります。
等身大パネルを屋外で使用する場合や照明が心配な場合に有効です。
照明が通常のLEDライトの場合には、紫外線は含まれていません。
薄いフィルムを圧着することで、パネル表面をスレやキズから守ります。

費用
2,200円~


ホットラミネート加工

ラミネートフィルムで印刷された用紙を挟み、熱で加工します。
表裏の両面を加工するため強度が増します。
UV効果はありませんが、コールドラミネートよりも厚いフィルムのため、用紙の保護効果が高くなります。

費用
2,200円~


輪郭データ作成(カット線)

等身大パネルをカットする際の輪郭データを作成するサービスです。

費用
1,100円~

データ内容や修正回数により変わります。

不備データ修正サポート

入稿済みのデータに不備があった時に、可能な範囲で印刷会社が修正対応するサービスです。
再入稿の手間を省き、納期を最優先します。

費用
1,100円~

1データ辺りの費用ですが、内容により変わります。

自立スタンド

等身大パネルのスタンドは、紙製が一般的です。
紙製は畳んだ状態では場所を取らず、設置も容易で軽量なため、手軽に利用できます。
180㎝の等身大パネルを安定させるには、自立スタンドは70㎝程度が目安です。

費用
1,100円前後

サイズによって変わります。

スチレンボード

等身大パネルは湿気に弱いため、土台となるパネルに湿気対策加工をしたスチレンボードがおすすめです。
スチレンボードは特殊耐水紙を利用して、パネルの反り返りの原因になる湿気を遮断しています。
基本料金に含まれている場合も多いため、印刷会社を選ぶ際にはスチレンボードの有無をチェックすることもポイントです。


等身大パネルの送料はいくらかかる?


等身大パネルの送料の目安は、3辺の長さの合計で変化します。
イベントなどで発送先を複数指定する場合や、発送先は一箇所でも複数のパネルを個別で包装する場合などは追加料金が必要になる傾向です。

送料の目安

180㎝の等身大パネルの場合、二つ折りでも900㎜×900㎜×20㎜程度となり、さらに梱包素材で大きくなるため、3辺の合計は1800㎜を越えます。
宅配便で発送の場合、200サイズ扱いとなります。
発送が東京からの場合(金額は目安です。)
北海道・・・4,700円
東北・・・4,300円
関東・・・3,700円
信越・・・3,700円
北陸・・・3,700円
中部・・・3,700円
関西・・・3,700円
中国・・・4,500円
四国・・・4,500円
九州・・・4,700円
沖縄・・・4,700円
離島などは追加料金がかかる可能性があります。
宅配便の会社によって料金は変わります。

印刷会社によっては、基本料金にベースとなる送料が含まれているケースもあります。
その場合、送料の不足分だけを追加で支払います。
正確な金額を知りたい場合は、印刷会社に見積を依頼してみましょう。
見積は無料の印刷会社が多いため、検討の参考になります。


まとめ


今回は、等身大パネルの費用についてご紹介しました。
オプションや送料までを考慮すると、縦180㎝の標準サイズで15,000円から20,000円が相場です。
等身大パネルは屋内での使用で、1年程度は継続して使用できます。
1ヵ月あたり1,700円弱の費用であるため、注目度、集客効果と比較した場合、コストパフォーマンスが高いパネルです。

何より、印刷されている人物やキャラクターのファンにとって、等身大パネルは出会うことが非常に嬉しいパネルです。
友人に見つけた場所をネットを通じて拡散したり、関連する商品を集めたりする購買行動も増え、以前よりも現代の方が等身大パネルの宣伝効果が大きくなっています。

ぜひ、商品やサービスのイメージに合った等身大パネルを検討してみてください。


制作用材料一覧

 

端材パネル大

パネル厚:5mm~7mm

300x1,000mm以上:1枚220円(税込)〜

パネルを制作するには材料が必要です。サイズは不揃いですが、個人で制作するには十分な大きさをご提供致します。 ぜひ大型パネルの制作に挑戦して下さい。

 

端材パネル小

パネル厚:5mm~7mm

A3 297x420mm以上:1枚110円(税込)〜

手ごろなサイズ(A3)のパネル作成の材料はいかがでしょうか。初めてのパネルはA3程度をお考えの方にお勧めです。

等身大パネル商品一覧

 

厚手フォト光沢紙

紙厚:207μ0.20mm|坪量:200g/㎡

900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

紙ベースの光沢紙と違い、印画紙ベースの高級 フォト光沢紙です。発色が鮮やかなので、主に 写真を用いたデザインに適しています。

 

厚手フォト半光沢紙

紙厚:207μ0.20mm|坪量:200g/㎡

900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

光沢紙よりも光沢感を押さえ、自然のつや感で 文字も見やすく、写真も美しく仕上がります。
 

 

厚手マットコート紙

紙厚:190μ0.19mm|坪量:145g/㎡

900x1,800mm:1体10,142円(税込)〜

光沢の無い厚手コート紙、自然のつや感で文字 も見やすく、写真も美しく仕上がります。
 

 

光沢合成紙

紙厚:195μ0.19mm|坪量:155g/㎡

900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

発色が非常に鮮やかで合成紙特有の強度が最大 の特徴です。耐水性、耐光性に優れていますの で、短期間の屋外用ポスターとして最適です。

 

マット合成紙

紙厚:190μ0.19mm|坪量:135g/㎡

900x1,800mm:1体11,693円(税込)〜

光沢感を抑えた、落ち着いた色彩が最大の特徴 です。耐水性、耐光性に優れていますので、短 期間の屋外用ポスターとして最適です。

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